展示会 金沢 factory zoomer/gallery

tsukuda shingo

photo by suzuki shizuka
会場:factory zoomer/gallery  金沢市広坂1-2-20
会期:2018年10月19日(金)―2018年11月18日(日)
会期中営業時間:11:00 - 18:00
会期中休業日:月曜(月曜祝日の場合は火曜休)、12月30日(日)―2019年1月2日(水)

内容:
Mokkiと木器
京都駅に迎えに来てくれた佃さんは、相変わらず、ボロボロのキャラバンで、独特の匂いのガラムタバコをふかしていた。「売れっ子なんだから、この車そろそろ変えたら?」という私の第一声に、「そういう問題じゃない、愛着なんだよ」と笑い合う。今日は半日二人で京都の祇園をブラブラ。久しぶりに会っても昨日の続きみたいに始められる友だ。ランチは白味噌汁の店。三軒ばかし、レトロな喫茶店をはしごして、ウインナーコーヒーを飲んだり、和久傳のお菓子をオーダーしたりと、最近終わったばかりの奈良、興福寺の献茶の立礼台の話を聞きたかったのに、「まあ、それはいいわさ」と、とんでもなく名誉のある仕事をしたのにもかかわらず、自慢するわけでもなく、俺にとってはあれもこれも同じと、普段から作っている木の器もとても大事に思っているのは確かだ。佃さんの仕事も大体2種類に分けられる気がしてる。今回の展覧会はそれを意識して2部構成にしてみた。名前をつけたいと、尋ねると、しばらくして「Mokkiと木器は?」と返ってきた。あー、なんかわかる気がする、ストンと落ちた。最後に聞いてみた、「物作りのゴールは?」って。「喜んでもらえたら嬉しいだけ、所詮職人や!」。と笑うその言葉があまりに正直過ぎて、あー、こりゃ、新車は無理だなと頭をよぎった。 辻 和美


● 佃さんの器で楽しむ京都の美味しいもの

一期:Mokki / 11月23日(金)、24日(土) 、25日(日) 京都の直珈琲、浅焼きエチオピアとチョコ

二期:木器 / 12月22日(土)、23日(日) 、24日(月) 日本のお茶、玉露と京都のお菓子

佃 眞吾 経歴

1967年滋賀県長浜市生まれ。1990年京都にて家具職人として働く。1992年職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ。1995年京都井口木工所にて家具・指物職人として働く。2004年京都市梅ヶ畑にて独立。2018年現在、同地にて制作。国画会工芸部会員。
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