助成情報
GRANTS
- クラフトを支えるまちを目指して
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金沢でクラフトに関わる人や企業の活動を支えたい。
金沢市では、工芸などクラフト分野の振興を図るため、「クラフト政策推進課」を設置し、当機構とも連携しながら、様々な支援制度を展開しています。また、石川県もISICO(石川県産業創出機構)において、工芸を含む中小企業者等に対し、多様な支援を用意しています。
ここでは、クラフトビジネスの推進に関する助成制度のほか、活用事例を紹介します。助成制度の詳しい要件や最新情報については、それぞれのホームページや問い合わせ窓口にてご確認ください。
助成一覧
GRANTS LIST
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締切有
[金沢市]金沢ブランド工芸品開発促進事業補助金
伝統工芸の販路拡大を目的に、現代のライフスタイルに合わせた新しい工芸品開発にかかる費用を支援します。
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- 募集期間
- 4月中旬~5月上旬
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- 助成内容
- 助成率2/3以内、限度額100万円
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- 対象条件
- 現代の生活に適応する工芸品の開発に必要な経費(原材料費、デザイン費、制作費)
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- 問い合わせ窓口
- 金沢市 経済局 クラフト政策推進課
〒920-8577 金沢市広坂1-1-1
Tel. 076-220-2373
Mail. craft@city.kanazawa.lg.jp
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随時
[金沢市]工芸品商談促進事業助成制度
工芸品の販路開拓を目的として、展示商談会、展覧会等を開催する市内の生産・加工・販売企業や従事者等に対し、その経費の一部を助成します。
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- 募集期間
- 随時
※事業着手の3週間前までに申請してください。
※開催時期や予算枠の上限等により、当該年度の募集を終了する場合があります。
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- 助成内容
- 助成率1/2以内
開催地が海外又は三大都市圏の場合…限度額30万円
開催地が上記以外の場合…限度額15万円
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- 対象条件
- 対象者:伝統工芸品産業の従事者、工芸の従事者又は職人
対象区域:要綱で定める区域
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- 問い合わせ窓口
- 金沢市 経済局 クラフト政策推進課
〒920-8577 金沢市広坂1-1-1
Tel. 076-220-2373
Mail. craft@city.kanazawa.lg.jp
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随時
[金沢市]工芸工房開設奨励費
伝統工芸品産業に従事する職人や作家が、中心市街地や山間地域において工房を開設する際にかかる経費の一部を助成します。
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- 募集期間
- 随時
※施行期間や予算枠の上限等により、当該年度の募集を終了する場合があります。
※工房での作業内容が用途地域に適しているか確認が必要なため、お早めにご相談ください。
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- 助成内容
- ・工房開設(外部改修工事、内部改修工事、設備機器整備工事及び設備機器購入に係る事業)※新築工事は対象外
補助率1/2、限度額2,500千円
・工房の借上げに係る事業
補助率1/2、限度額1,000千円(1年につき)、最長2年
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- 対象条件
- 対象者:伝統工芸品産業の従事者、工芸の従事者又は職人
対象区域:要綱で定める区域
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- 問い合わせ窓口
- 金沢市 経済局 クラフト政策推進課
〒920-8577 金沢市広坂1-1-1
Tel. 076-220-2373
Mail. craft@city.kanazawa.lg.jp
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随時
[金沢市]工芸工房改修奨励費
伝統工芸品産業に従事する職人や作家が、既存工房に新たな機能を強化する際にかかる経費の一部を助成します。
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- 募集期間
- 随時
※施行期間や予算枠の上限等により、当該年度の募集を終了する場合があります。
※工房での作業内容が用途地域に適しているか確認が必要なため、お早めにご相談ください。
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- 助成内容
- 体験スペース設置など「魅せる」機能を強化するために必要な改修費等
補助率1/2、限度額2,500千円
例)工芸品の試用、体験スペースの拡充、外国人対応に必要な整備など
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- 対象条件
- 対象者:伝統工芸品産業の従事者、工芸の従事者又は職人
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- 問い合わせ窓口
- 金沢市 経済局 クラフト政策推進課
〒920-8577 金沢市広坂1-1-1
Tel. 076-220-2373
Mail. craft@city.kanazawa.lg.jp
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締切有
[金沢市]新製品開発・改良促進事業
新製品開発・改良促進事業新製品、新システム等の開発及び既存製品の改良にかかる経費を助成します。
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- 募集期間
- 下記WEBサイトにてご確認ください。
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- 助成内容
- 部門やコースにより異なりますので、詳細は下記WEBサイトにてご確認ください。
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- 対象条件
- [対象者]
中小企業者
[対象事業]
新製品・新システム等の開発及び既存製品の改良事業
[対象経費]
原材料費、部品費、機械設備費、治具費、工具費、外注加工費(対象経費の5割以内)、システム開発経費(情報サービス業を営む方のみ)、工業所有権導入費等
※人件費、事務費、旅費、手数料は除く
[部門・コース]
◯新製品開発部門
・単独企業コース
中小企業者、小規模企業者、中小企業団体が行う新製品・新システム等の開発事業
・企業連携コース
連携する中小企業、中小企業団体が行う新製品・新システム等の開発事業
◯既存製品改良部門
【既存製品改良コース】
中小企業者が行う既存製品の改良事業
[備考]
対象者、対象事業、部門・コースなど、詳細については、下記WEBサイトにてご確認ください。
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- 問い合わせ窓口
- 【注意】申請に際しては、事前に異業種研修会館(電話番号:076-240-1934)までご連絡ください。申請内容などについて、相談担当がアドバイスを行います。
なお、相談は予約制のため、申請締切までの時間に余裕を持ってお問い合わせください。
金沢市経済局 商工業振興課 工業振興係
〒920-8577 金沢市広坂1-1-1
Tel. 076-220-2205
Mail. shoukou@city.kanazawa.lg.jp
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随時
[金沢市]海外販路開拓支援事業(見本市等出展)
市内ものづくり企業・団体が自社製品の海外を視野に入れた販路開拓を目的として行う、見本市等出展に要する経費の一部を助成します。
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- 募集期間
- 随時受付
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- 助成内容
- 助成率1/2以内
国内出展:限度額 50万円
海外出展:限度額100万円
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- 対象条件
- [対象者]
製造業、情報サービス業、映像・音声等制作業、デザイン業その他これらに類する業種に属する事業を営み、引き続き1年以上市内に主たる事業所又は生産施設を有する中小企業者、中小企業団体
[対象事業]
市内ものづくり企業・団体が自社製品の販路開拓のため、次の(1)、(2)のいずれかに該当する見本市等への出展事業
(1) 国際性のある国内開催の見本市等への出展(石川県外で開催されるもの)
(2) 海外開催の見本市等への出展
※物産展等の展示即売会やそれに類するものは除く
※対象経費の合計が40万円以上(小規模企業者は20万円以上)の事業に限る
[対象経費]
小間料、小間装飾料、出展物輸送料、外部委託による出展物の輸送費
◯海外出展の場合:外国語版パンフレット等製作費、通訳費
※いずれも助成認定後に発生する経費に限ります。
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- 問い合わせ窓口
- 金沢市 商工業振興課 工業振興係
〒920-8577 金沢市広坂1-1-1
Tel. 076-220-2205
Mail. shoukou@city.kanazawa.lg.jp
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締切有
[石川県]いしかわ中小企業チャレンジ支援ファンド
石川県及びISICO(石川県産業創出機構)では、経済活性化のために、全国最大規模となる400億円基金の「いしかわ中小企業チャレンジ支援ファンド」及び「中小企業地域資源活用等促進事業助成金」を活用し、本県経済の成長を促す新ビジネス・新事業創出を支援しています。
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- 助成内容
- 県内中小企業等の新商品・新サービスの開発及び販路開拓などを支援するべく、様々な助成金メニューがあります。詳しくは、下記WEBサイトにてご確認ください。
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- 募集期間
- 下記WEBサイトにてご確認ください。
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- 対象条件
- 下記WEBサイトにてご確認ください。
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- 問い合わせ窓口
- (公財)石川県産業創出支援機構 プロジェクト推進部 地域産業支援課
〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目20番地 石川県地場産業振興センター新館2階
Tel. 076-267-5551
Mail. https://www.isico.or.jp/form/detail.php?sec_sec1=15&check
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助成事例
CASE STUDY
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株式会社 橋本確文堂
[金沢ブランド工芸品開発促進事業]「金沢ブートニエール」を開発(平成30年度採択)
本来、一輪の花を刺すために作られた上着のホールに「金沢をイメージする工芸の花を飾ろう」というコンセプトのもと、様々な工芸技法を用いて、金沢をイメージする花=梅をモチーフとしたブートニエールを開発した。金沢の工芸技法を活かし、市内で活動する作家8名とともに約50点のブートニエールをデザイン・制作した。金沢市を訪れる観光客に対し「金沢の逸品みやげ」として利用してもらうほか、市民に対しては、金沢市をPRする際に「金沢の工芸を伝えるきっかけ」として利用してもらうことを想定している。
- 助成を受けて
- 「工芸」といっても、様々なジャンルの作家様がいらっしゃるなか、ひとつのコンセプトで商品をつくりあげるとても面白い企画です。金沢クラフトビジネス創造機構にも相談・サポートを受けながら、商品開発を進めることができました。好評をいただいておりまして、「金沢クラフト・広坂」でも企画展を開催し、現在も常設販売しているほか、橋本確文堂 WEB SHOPでも購入できます。
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杉田 明彦(漆芸)
[工芸工房開設奨励事業]
令和2年3月に、菊川町にある古い町家を活かした自宅兼工房を開設。漆の作品だけでなく、古い町家という利点を活かした雰囲気を味わってもらいながら、製作の背景・文化歴史等を複合的に体感できる工房として、漆芸や金沢の魅力を発信している。- 助成を受けて
- 金沢に移住を決めたのは、工芸作家が身近にいて交流できる環境に引かれたから。外から来た自分にできることを考え、貢献していきたいので、国内外の作家や観光客の視察・見学も積極的に受け入れていきたい。
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西川 美穂(金工)
[工芸工房開設奨励事業]
令和2年度に工芸工房開設奨励事業を活用し、町家を工房兼ギャラリーに改修。- 助成を受けて
- 「工房にギャラリーを併設することで、自分の常設スペースが確保でき、直接お客さんとのやりとりできるようになりました。」と西川さん。お客さんとの対話を通じて、新たな作品を生み出す可能性も広がったそうです。また、まちなかの工房のため、道を通る方から金工という仕事の風景を見てもらえるよう、間取りや建具の工夫されており、市民の方々が金工に触れる機会が増えることで、新たなお客さんとの出会いにも繋がっています。